ここでは、人材の採用に使える助成金についてご説明していきます。
現状、国の施策として、人材を採用をする企業には数多くの助成金を支給しています。
ただ、数が多すぎるため、もらいもれが発生したり、該当すると気づかないまま、人材を採用してしまうといったケースが多くあります。
また採用に関する助成金の中には、採用をする前に申請書を提出しなければいけない助成金もあるので要注意です。
当事務所の場合、採用したい人物像とその人を採用した場合の助成金提案をさせていただきます。
以下、人材採用助成金をまとめましたので、ご覧下さい。
助成金項目
|
助成金概要 |
最大支給 |
特定就職困難者 雇用開発助成金 |
障害者や60歳以上65歳未満の高齢者や母子家庭の母などの特定就職困難者を、一定の要件を満たす形で雇入れた際に申請可能な助成金 |
240万円
(対象労働者による) |
高年齢者雇用開発 特別奨励金 |
65歳以上の高齢者を、一定の要件を満たす形で雇入れた際に申請可能な助成金。
一週間で20時間の労働、1年以上の雇用継続が見込まれること。 |
90万円 |
高年齢者 雇用安定助成金 |
高年齢者の雇用の維持のために 1.高年齢者の雇用環境整備 (高齢者活用促進コース活用事例集) 2.高年齢者の円滑な労働移動 を実施した事業主が申請可能な助成金 |
1. 環境整備計画の実施に要した費用の額の1/2 (中小企業は2/3) 2. 70万円/人 (短期労働者は 40万円/人) |
特定の求職者(45歳以上の中高年齢者・40歳未満の若年者等・母子家庭の母・季節労働者・中国残留邦人等永住帰国者・障害者・日雇労働者・住居喪失不安定就労者・ホームレスなど)を一定期間、お試しに雇用して、雇用の機会を創出した時に申請可能な助成金 |
4万円/人 |
|
障害者トライアル 雇用奨励金 |
障害者の雇入れ経験がない事業主等が、ハローワークの紹介により、就職が困難な障害者を原則3か月間のトライアル雇用をし、要件をみたす事業主に支給 ★特定就職困難者雇用開発助成金と併給可能 |
対象労働者1人につき 月額40,000円 (最大3か月間) |
障害者短時間トライアル 雇用奨励金 |
ハローワークの紹介により、就職が困難な障害者を一定期間の短時間トライアル雇用(3か月~12か月間)をし、要件を満たす事業主に支給 |
対象労働者1人につき 月額20,000円 (最大12か月間) |
障害者初回 雇用奨励金 (ファースト・スラップ奨励金) |
障害者の雇入れ経験がない事業主等(雇用する常用労働者数が50人~300人の事業主であること)が、ハローワークの紹介により、対象となる障害者を雇用し、要件を満たす事業主に支給 ★特定就職困難者雇用開発助成金、障害者トライアル 雇用奨励金と併給可能 |
120万円 |
被災者雇用開発助成金 |
新たにハローワークの紹介により、 東日本大震災の被災地域における被災離職者等を1年以上雇用されることが見込まれる労働者として雇い入れる事業主に対して賃金の一部を助成 |
|
有期実習型訓練 |
新たに採用した人を、企業内における実習と教育訓練機関等で実施される実習を効果的に組み合わせて実施した場合に支給される助成金 |
|
中小企業基盤人材確保
助成金
(創業・新分野進出) |
創業や異業種進出に伴い、新たに人材(経営基盤の強化に貢献する労働者、一般の労働者)を雇入れた場合に、申請可能な助成金 |
140万円/人
(最高5人まで) |
補助金制度名 | 補助金概要 | 補助金額 |
安城市 雇用促進助成金事業 補助金制度 |
安城市では、地域の雇用創出のため、離職者を新たに正規雇用する市内事業者に対して補助金を交付 |
30万円/人 150万円/事業所 |
|
|